American Clave | AMCL 1004 | US | 1986 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+
A1: Salute To Elegua (La LuBanche) 1:09
A2: Elegua 3:54
A3: Ogu'n 3:04
A4: Ochosi 2:26
A5: Ebioso 2:29
A6: Babalu Aye' 3:52
A7: Obatala' 4:28
B1: Chango' 5:13
B2: Yemaya' 5:51
B3: Ochu'n 4:12
B4: Odudua 2:31
B5: Elegua (Closing) 2:03
プエルトリコ出身のパーカッショニスト Milton Cardona の86年リリースの作品。このアルバムの副題が「ニューヨークにおけるサンテリアの10の神とリズムの録音集」とあるだけに、西アフリカの民族信仰とカトリックなどの混交信仰 サンテリア の司祭でもある彼が、そのサンテリアの儀式にのっとって作り上げたスピリチュアルな作品。American Craveからのリリースということで、やはりKip Hanrahan はこのようなリズムを見つけてくるのが本当に上手。曲名はサンテリアの神の名前。全曲パーカッションのアンサンブルと自身のヴォーカル、そしてコーラスのみというシンプルな内容ですが、ハイチのヴ―ドゥにも似たブラックマジック的な土着とNYの洗練、そして一筋の光を追い求めて神と交信するかのような神聖な空気感に圧倒されます。全12曲、一応試聴は付けますが、1枚通してドップリとハマってほしい1枚。素晴らしいです。