芸能山城組 Geinoh Yamashirogumi / 交響組曲アキラ Symphonic Suite Akira

Invitation | VIH-28339 | JPN | 1988 | M: VG+ / VG+ | JK: VG


A1: Kaneda 金田


A2: Tetsuo 鉄雄


A3: Ohjifuchi 應時普地


B1: Exodus From The Underground Fortress ケイと金田の脱出
B2: Requiem 未来




前衛音楽集団 芸能山城組 による『交響組曲アキラ』は、1988年公開の大友克洋監督映画『AKIRA』の音楽を再構築した作品。同年にリリースされ、映画音楽という枠を越え80年代日本音楽史に異物として刻まれた1枚です。指揮・構想を担ったのは 山城祥二。世界各地の民族音楽研究と独自の集団音楽理論を背景に、他に類を見ない音響世界を作り上げています。

音楽の核にあるのは、声明やブルガリアンヴォイスを思わせる人声、ガムラン的打楽器、シンセサイザー、そして交響的構造。それらが整理されることなく併存し、むしろ衝突しながら進行します。リズムは拍として安定せず、うねりや循環としてフィジカルに作用。旋律も感情を誘導するというより、儀式や祝祭のエネルギーを直接ぶつけてくる感触です。西洋音楽/非西洋音楽という区分はここでは意味を失い、音そのものの強度だけが残ります。

映画を知っている人には記憶を呼び起こし、知らない人には「これは何だ、、」という戸惑いを与えると思います。しかし通して聴くと、集団の声とリズムが個を超えた存在として鳴り響く音響。その異様な説得力こそが、この作品の核心です。サウンドトラックとしても現代音楽としても、民族音楽としても完結しない、聴く体験のスケールを確実に拡張してくれる1枚です。日本盤オリジナル。


Sleeve: スレ/クスミ/ヤケによる変色
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
Include : 日本語ライナー
型番 SMS-08306
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