Thein | TH 100384 | GER | 1984 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+
A1: Nachdemsturm 5:10
A2: Kontrabad 5:19
A3: Acid Rain 7:43
B1: Khartres 6:07
B2: Kreisform 4:30
B3: Mazedonien Funk 3:30
B4: Milchglas 2:30
ECMからも「Schattseite」という作品(名盤!)や、Enjaからは山下洋輔との共演作品などもリリースしているオーストリアのダブル・ベース奏者 Adelhard Roidinger の84年リリースの作品。ドラムに Peter Groning、パーカッションに Gerhard Laber を迎え、ベースはもちろんのことドラム・プログラミングとシンセサイザーも自身でコンポーズした名作。乾いたシンセの音色とミニマルなシーケンスにドラムとパーカスのアンサンブル、そしてテクニカルでよく歌うフローティンなベースが特徴のフュージョン・サウンド。アンビエンティッシュな空気感の中でベースが切なく泣くA1「Nachdemsturm」、どこか和の侘び寂び感漂うベースに酔いしれるA2「Kontrabad」、スラッピンなベースでグルーヴを支えつつピッコロベース(音の高いベース)でギターのようにリードしていくドラマティックなA3「Acid Rain」、ザラついたシンセサウンドと不穏なメロディがデトロイトテクノを彷彿させるB2「Kreisform」など全7曲。デトロイトテクノがジャズに近づく10年も前にこんな先進的なサウンドがあったわけです。素晴らしい。