Uakti / Uakti II

Ariola | 201.907 | BRA | 1982 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | ジャケット側面に色剥げ | リングウェア

A1: Canto De Iarra - Dança Das Espadas 6:00
A2: Cio Da Terra 4:20
A3: Arabesque 5:37







B1: Cartiano Marra 2:05
B2: Passo Da Lua 4:42







B3: Barroca 3:23
B4: Marimba D'Angelim 5:20

ブラジル音楽を発展させた現代音楽の鬼才 Walter Smetak を支持し、創作楽器の魅力と情熱を受け継いだブラジルの音楽家 Marco Antonio Guimaraes を中心に、ミナスジェライスにて結成された創作楽器集団 Uakti の82年リリースの作品。ブラジル北東部のインディオ部族「トゥカーノ族」の神話に出てくる生き物の名前が、このグループ名の由来。Chori Smetanoという名前の、下に鈴のような丸いボディを持つバイオリンのような楽器や、Grande Panという塩ビ管を何本も並べて口をボワンと叩いて出す楽器など、見ているだけでわくわくするような創作楽器と西洋楽器の組み合わせによる、遊びのような本気の世界。幽玄なアルコとギター、タブラや創作打楽器の温かく不思議な音のアンサンブルA1「Canto De Iarra - Dança Das Espadas」、コロコロと転がるマリンバとスピリチュアルなフルートによる小宇宙A3「Arabesque」、ミニマルで複雑なコード感のコンテンポラリー・ミュージックB2「Passo Da Lua」など全7曲。どこかコミカルでユーモアのある楽器音が親しみやすく、とはいえ実験的で複雑なスキルを持った尋常じゃない1枚。存在自体が「音楽」。

型番 SMS-02718
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