Gramavision | 18-8502-1 | GER | 1985 | M: VG+ / VG+ | JK: VG-
A1: Duchess 6:14
A2: Waiting Inside 7:46
A3: Chance 5:54
B1: Lorca 7:30
B2: Cosmosis 4:42
B3: IDGAF Suite 10:18
Herbie Hancock の「Mwandishi」で電子音と自由なリズムを探究したドラマー Billy Hart が、85年に Gramavision から発表したリーダー作。Steve Coleman、Branford Marsalis、Bill Frisell、Kevin Eubanks、Kenny Kirkland ら当時の若手に、Dave Holland や Didier Lockwood なども参加しています。奏者たちの楽曲も取り入れ、異なるジャズ観を持つ顔ぶれを1つのバンドとして響かせます。
シンセの明るい音色からギターとヴァイオリンが陰影を深めるワルツ、ラテンの律動、鋭いスウィングまで、編成とリズムの変化が豊かな作品です。Billy Hart は強い拍で全員をまとめるだけでなく、拍の定まらない場面から徐々にテンポを浮かび上がらせ、演奏者の入り方によって音楽の重心を変えていきます。電子楽器を使っても均質なフュージョンにはならず、伝統的なジャズの語り口と実験的な音色が互いを際立たせていく内容。ドラマーとしての柔軟さが、そのままリーダーとしての構想力になった1枚です。ドイツ盤。
Sleeve: スレ/クスミ/オモテ面に破れ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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