Inner City Records | IC 1088 | US | 1980 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: The River Must Flow 3:42
A2: The Other World 4:57
A3: Last Tango In Paris 3:14
A4: The Roadrunner 3:25
A5: It's Always 4 A.M. 4:00
B1: Señor Blues 5:35
B2: No Turns 4:20
B3: Rainbow In Your Eyes 4:14
B4: 'Round Midnight 4:36
シカゴのピアニスト/シンガー Judy Roberts が80年に Inner City から発表した作品。ジャズヴォーカルの人ではありますが本作はストレートなジャズだけではなく、当時のクワイエットストーム、ソウル、フュージョンの感覚へ大きく寄せた作品です。Neal Seroka、Michael Fiorino、David Derge、Tony Carpenter らの演奏も、歌を軽く支えるだけでなく、80年代初頭らしい柔らかなグルーヴを作ります。
Judy Roberts の声は明るく滑らかですが甘いだけではなく、ピアノを弾く人らしく歌の中にコードの動きや間の取り方が自然に入っていて、メロディを大きく飾らずに曲の温度を変えていきます。エレピやギター、パーカッションも都会的に整っていますが、過度に磨かれたAORにはならず、ジャズの骨格がちゃんと残っているところがいいんです。
ジャズ喫茶的な硬さより、夜のFMで流れるような柔らかさを持った1枚です。Angela Bofill や Roy Ayers 周辺のメロウな感覚にも近く、ヴォーカルジャズ、ソウル、ライトフュージョンの境目で気持ちよく鳴るサウンド。軽やかですが薄くない、Judy Roberts の魅力がよく出た好作です。US盤。
Sleeve: スレ/クスミ/シュリンク残り(そのままにしておきます)
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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