Some Bizzare | 25525 | EU | 1983 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: I've Been Waitin' For Tomorrow (All Of My Life) 5:44
A2: This Is The Day 4:54
A3: The Sinking Feeling 3:41
A4: Uncertain Smile 6:54
B1: The Twilight Hour 5:56
B2: Soul Mining 4:40
B3: Giant 9:36
The The が83年に発表した作品。Matt Johnson の個人性が強く出た作品で、ポストパンク、シンセポップ、フォーク、ファンクがひとつのポップアルバムとしてまとまっています。シンセなどで Thomas Leer も参加。若い男の孤独や苛立ちをただ内向きに沈めるのではなく、メロディの強さとスタジオの細かな音作りで外へ押し出しているところが、この盤の大きな魅力です。
全体に漂う冷えた都会感。どの曲にも80年代初頭の空気がありますが、音は今聴いても古びていません。Matt Johnson の歌は決して滑らかではなく、むしろ感情が少しむき出しのまま残っている。その不器用さが、整ったアレンジの中で逆に強く響いています。
グルーヴィなロックのA面と、内省的なB面。最後の B3「Giant」がやはり特別。Zeke Manyika の反復するドラムが曲をじわじわダンスへ引き込み、歌は祈りのようでも怒りのようでもある。ポップアルバムの終わりに、これほど身体的で長い曲が置かれていること自体が大胆です。内省的なシンセポップでありながら、最後には踊る場所まで連れていく1枚。Matt Johnson の痛みと美しさが、最も鮮やかに形になった名作です。バーコードなしのEU初期プレス盤。
Sleeve: スレ/クスミ/薄くヤケ
Media: 音に影響しない目に見える薄いスレ/静音部に軽微なチリノイズ
Include: オリジナルインナースリーヴ(スレ/シワ/小さく抜け)