Barclay | 201 907 | BRA | 1987 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Canto De Iarra - Dança Das Espadas 6:00
A2: Cio Da Terra 4:20
A3: Arabesque 5:37
B1: Cartiano Marra 2:05
B2: Passo Da Lua 4:42
B3: Barroca - Mil E Uma Noites 3:23
B4: Marimba D'Angelim 5:20
ブラジル音楽を発展させた現代音楽の鬼才 Walter Smetak を支持し、創作楽器の魅力と情熱を受け継いだブラジルの音楽家 Marco Antonio Guimaraes を中心に、ミナスジェライスにて結成された創作楽器集団 Uakti の82年リリースの作品。この盤は87年リイシュー盤。Milton Nascimento 周辺とのつながりを持ちながら、ただのMPBの伴奏ではなく完全に自分たちの器楽世界を作っているところが強みです。
自作楽器という説明だけ聞くと奇抜な実験音楽を想像するかもしれませんが、Uakti の音はもっと開かれているんです。木や金属、管の響きが細かく重なり、ミナスらしい柔らかな旋律と、現代音楽に近い反復感が自然に結びついています。打楽器的に鳴る音も多いのに、全体は騒がしくならず、透明なリズムの上でメロディがすっと浮かんできます。
ブラジル音楽の中でもかなり独自の場所にある作品です。民俗音楽の響き、クラシックの作曲感覚、ミニマルな反復、ニューエイジ手前の澄んだ空気が、どれか1つに寄らず同じ音楽の中で息をしています。楽器の珍しさを越えて、アンサンブルとして美しく、音がひとつずつ丁寧に置かれているんです。ブラジルの器楽音楽が歌やリズムの熱とは別の形で広がった、静かに鮮烈な一枚です。ブラジルリイシュー盤。
Sleeve: スレ/クスミ/細かいシワ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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