Olufsen Records | DOC 5090 | DNK | 1990 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Gardiner (Curtains) 8:03
A2: Ormepop (Wormpop) 4:43
A3: Insekter (Insects) 3:52
A4: Pragh (Pragh) 4:08
A5: One Sugar (En Sukker) 3:13
B1: Tango (Tango) 4:46
B2: Jolifanti (Jolifanti) 6:31
B3: Neptun (Neptun) 7:42
B4: Alene Hjemme (Home On My Own) 4:05
デンマークの Hunk Ai が80年代後半に Olufsen Records から発表した1枚。前作から続くジャズを土台にしながら、ニューウェイヴ以降の軽い違和感や、室内楽的な小編成の響きを取り込んだ作品です。
決して技巧を前に出すジャズではありません。ピアノや管楽器、ベース、打楽器が大きく盛り上がるより、短いフレーズやリズムの切り替えで曲の表情を変えていきます。音はすっきりしていますが整いすぎたフュージョンにはならず、どこか斜めにずれた明るさがあります。
デンマークの80年代ジャズには ECM 的な静けさとは別に、ポストパンクや実験的なポップ感覚と近い場所で動いていた流れがあるんです。Hunk Ai はその中でも、難しいことを重く見せず、ユーモアを含んだアンサンブルとして鳴らしているのがいいんです。曲はコンパクトでも、音の配置や間の取り方にはきちんと知性があります。
タイトルの『Alene Hjemme』は「ひとりで家にいる」という意味ですが、作品全体にも外へ大きく開くより、小さな場所でいろいろな音を試しているようなオタク感触があります。ジャズ、フォーク、ニューウェイヴ、即興の要素が、派手に混ざるのではなく、少し奇妙な日常感の中に潜んでいる感じ。80年代デンマークの柔らかくひねくれた空気がよく残った1枚です。デンマーク盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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