Jazz Haus Musik | JHM 15 ST | GER | 1984 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Mir Nix, Dir Was 6:16
A2: Give My Best To G.! 5:56
A3: Hymne 4:42
A4: D' Blinker 2:35
B1: Snig Snag Seven O' Five 4:45
B2: Miniaturen 5:22
B3: Live At "Los Quinze" 7:38
B4: Final Conclusion 2:33
ドイツの打楽器奏者 Christoph Haberer が84年に発表した作品。ドラムやパーカッションを中心にしながら、電子音や断片的な旋律を組み込み、通常のジャズアンサンブルとは違う方法で曲を組み立てています。
まず、打楽器が演奏を支える役割からは離れていたりします。硬い金属音、乾いた太鼓の音、短い電子音がそれぞれ独立して現れ、重なったり途切れたりしながら流れを作っていく感じ。一定のビートを保つ場面でも、同じリズムを安定して繰り返すより音色やアクセントを細かく変えることが重視されている気がします。
手作業の多重録音感を残しつつ、音の輪郭が非常に明確。80年代らしい硬質な録音もあり、打楽器の響きが丸く溶けず、ひとつずつ際立ったまま前面へ出てきます。そのため演奏は複雑でも、何が鳴っているのかははっきり聴き取れる音像。
フリージャズ、電子音楽、現代音楽の狭間にありますが、単なる抽象的な音響作品には収まりません。Christoph Haberer が考えているのは、珍しい音を並べることより、リズムそのものだけではなくメロディに至るまで、どこまで曲の骨格にできるかということだと思います。技巧を見せる打楽器作品ではなく、音色と間を使ってリズムやメロディの形を作り直した1枚です。ドイツ盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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