Odeon | 4E 062-34797 | SWE | 1973 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Buddah Sade 0:54
A2: Don't Believe 5:15
A3: Diktens Port 2:50
A4: Mercy, Mercy, Mercy 8:49
A5: Sommarsång (Vad P.-B. Slapp Se) 2:50
B1: La Folia 4:05
B2: Tankar 2:35
B3: Smackwater Jack 3:48
B4: Silent Worship Ur Ptolemy 1:47
B5: Dance Russe Ur Petrusjka 7:23
B6: Spider 1:44
スウェーデンのジャズロックグループ Solar Plexus が73年に発表したセカンドアルバム。Carl-Axel Dominique と Monica Dominique の鍵盤を中心に、Tommy Körberg のヴォーカル、Bo Häggström のベース、Tommy Borgudd のドラムによる編成で録音されています。
前作のアルバムにあった長い即興や荒々しいジャム感は少し後ろへ下がり、ここでは歌と曲の構成がよりはっきりしています。ただし、演奏が小さくまとまったわけではないんですよね。オルガンとエレクトリックピアノは厚くうねり、リズム隊はジャズの細かな反応を残したまま、ロックらしい強さを作っています。
Tommy Körberg の加入も大きく、力のある歌が入ることで、複雑な演奏が一本の曲として届きやすくなっています。鍵盤の鋭いフレーズ、ファンクやブルースを含んだリズム、北欧フォークを思わせる旋律が次々に現れますが、雑多な感じには聴こえません。異なる要素を並べるのではなく、バンドの勢いでひとつにまとめているところがこの作品の強さです。
英国やアメリカのジャズロックを追いかけた音ではなく、歌を重視するスウェーデンのロック文化と、高度なジャズ演奏が正面から結びついた1枚です。初作の自由さを残しながら、より明快で力強いバンド形態へ進んだ記録。Solar Plexus の音楽が最も開かれた形で鳴っている作品だと思います。スウェーデン盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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