Supraphon | 1115 3116 | CSHH | 1985 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
Odrazy = Reflections
A1: Odrazy Hlasů = Reflections Of Voices 4:30
A2: Odrazy Obrazů = Reflections Of Images 3:55
A3: Odrazy Rytmů = Reflections Of Rhythm 5:05
A4: Odrazy Minulosti = Reflections Of The Past 5:10
A5: Odrazy Odvazů = Reflections Of Actions 3:00
Doteky = Contacts
B1: Minimální Doteky = Minimal Contacts 7:30
B2: Mlhavé Doteky = Misty Contacts 3:05
B3: Bludné Doteky = Erratic Contacts 2:40
B4: Hravé Doteky = Playful Contacts 2:35
B5: Žhavé Doteky = Ardent Contacts 5:10
チェコのヴォーカリスト Mirka Krivankova と、マルチリード奏者 Jiri Stivin 率いる Jazz System による作品。先に録音された Mirka Krivankova の声の即興を素材に、Jiri Stivin が管楽器、マリンバ、ベース、打楽器を重ねて作り上げた作品です。
Mirka Krivankova の声が、すでに完成していた曲を歌うためのものではなく、息、音節、短い旋律を含んだひとつの楽器として扱われています。Jiri Stivin のフルートやバスクラリネットは、その声に伴奏を付けるのではなく、形をなぞったり、反対側から応答したりします。声と楽器のどちらが中心とも言い切れない関係が、この作品の面白さです。
即興性は強いものの、演奏が無秩序に広がっていくことはありません。Ondrej Soukup のベースと Alan Vitous の打楽器が輪郭を作り、その内側で声や管楽器の響きが組み替えられていきます。録音済みの声を編集し後から演奏を加えた制作方法も、通常のジャズセッションとは異なる時間の流れを生みます。
フリージャズ、現代音楽、ヴォイスパフォーマンスの境目にありますが、方法論だけを見せる硬い作品ではありません。Mirka Krivankova の声には遊びや人間らしい揺れがあり、Jiri Stivin もそれを整えすぎずに残した演奏で応酬します。東欧ジャズの自由な発想と、録音そのものを作曲に使う視点が自然につながった1枚です。チェコスロバキア盤。
Sleeve: スレ/クスミ/薄くヤケ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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