Polydor | 2480 358 | Scandinavia | 1976 | M: VG+ / VG+ | JK: VG--
A1: Where Do We Begin 4:27
A2: Manhattan Vibes 7:05
A3: Pop-Poem 3:38
A4: Our Man 5:02
B1: We Must Be Crucified 4:02
B2: Lady G 4:13
B3: Sometimes 1:49
B4: 43 Sec. Of Arc Per Century 10:02
スウェーデンのジャズロックグループ Made In Sweden が76年に発表した作品。Georg Wadenius がバンド名を再び動かした作品で、Tommy Körberg、Wlodek Gulgowski、Wigwam の Pekka Pohjola、Tasavallan Presidentti の Vesa Aaltonen らが参加しています。
初期 Made In Sweden の荒さやジャム感とは少し違い、ここではもっと整理された音になっています。ギター、鍵盤、ベース、ドラムの動きは手数が多い場面も多く細かいんですが、ただ演奏だけが前に出るのではなく、歌や曲の形をきちんと支えている感じがそこの盤の良さ。
Pekka Pohjola のベースはよく歌い、Vesa Aaltonen のドラムは軽くしなやか。ギターと鍵盤はテクニカルというより曲の景色を変えるために鳴っている印象。そこに Tommy Körberg のヴォーカルも入り、ジャズロックの硬さだけではない、少し大きく開けたポップ感もあります。
北欧らしい涼しさはありますが、よく練られた演奏の中に人の声やメロディの温度がちゃんと残っている。70年代半ばのクロスオーヴァーらしい洗練と、ロックバンドとしての身体感覚が無理なく並んだ1枚です。曲として聴者に届かせることを選んだ Made In Sweden の後期作。その聴きやすさの奥に、かなり確かな演奏力があります。スカンジナヴィア盤。
Sleeve: スレ/クスミ/裏面下部に表面破れ箇所あり
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
Include: オリジナルインナースリーヴ