Olufsen Records | DOC 5038 | DNK | 1988 | M: VG+ / VG+ / VG+ / VG+ | JK: VG
A1: The Shrimpdance 2:10
A2: Sisusa Airlines / Joe Gets Married 6:10
A3: Samasha 9:29
A4: Tilst 3:36
A5: Shellfish Are Selfish 2:57
A6: Babushka 3:41
B1: Hands Up 3:00
B2: Vingnet Max 1:40
B3: The Woodpicker Song 3:15
B4: The Great Nowhere - Now Here 11:49
B5: Træer Falder Sne 3:37
C1: Sun Six In Third 4:02
C2: Dingo Dance 4:00
C3: Destination Off 2:36
C4: Wombat 2:06
C5: Pink Swing 2:56
C6: Strolling With A Pet 2:57
D1: Don't Bake And Drink 3:28
D2: Rock Arp 3:48
D3: Days Of The Dragon 3:37
D4: Wee Have Been In Bizz To Long 1:25
D5: Hop Song 2:18
D6: Trousers Down 1:47
D7: Cockpit Sopping 2:46
デンマークの実験音楽グループ Cockpit Music が88年に Olufsen Records から発表した2枚組作品。Søren Tarding、T.S. Høeg、Stig Bjørn Larsen、Pere Oliver Jørgens によるグループで、ジャズ、ロック、フォーク、即興、電子音楽が混ざったかなり分類しづらい1枚です。
内容はきれいに整ったニューウェイヴでも、フリージャズでも、アートロックでもないんです。サックスやギター、パーカッション、声、電子音が曲ごとに表情を変えながら現れ、時には歌もののように聴こえつつ、時には即興的にほどけていきます。音はラフですが、そのぶん演奏の動きが近く、作り込みすぎない面白さがあります。
デンマーク産らしい乾いた感触はありますが、北欧ジャズの透明感とも少し違う感じ。もっと雑多で、ユーモアもあり、ポストパンク以降の自由さをジャズ側から受け止めたような印象です。リズムは軽く跳ね、管楽器は少し外れた線を描き、全体には不思議な明るさがあります。
2枚組というボリュームながらジャンルを横断するというより、最初からどこにも属していない音楽として鳴っているのが魅力。聴くたびに違う部分が引っかかるクセ物作品。80年代デンマークの地下で生まれた、自由で風通しの良い実験ジャズ/アートロックです。デンマーク盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ/局所にクモリ箇所あり(音に影響なし)
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