MPS Records | 0068.236 | GER | 179 | M: VG+ / VG+ | JK: VG-
A1: Fairytale 4:31
A2: Cinderella Friday Night 6:24
A3: Filomeel And Procne 6:01
A4: Swallow And Nightingale 3:45
B1: "Boom! Boom! Boom!" 4:45
B2: The Rat Catcher 3:12
B3: 1001 Night 6:44
B4: Home Again 6:09
オランダの奇才鍵盤奏者 Jasper Van’t Hof と、スイスのピアニスト/作曲家 George Gruntz による79年作。MPSからのリリースで、George Gruntz が共同リーダー/プロデュースを担当し、21人編成のブラスバンドも加わった大きな編成の作品です。
Jasper Van’t Hof らしいフュージョン感覚と、George Gruntz の作編曲家としての遊び心が組み合う内容。フェンダーローズ、ARP、ピアノ、シンセなどの鍵盤が中心にありながら、ブラスの厚みやリズムの動きが加わることで、単なるキーボード作品には収まっていません。ジャズ、ロック、フュージョン、少しコミカルな劇伴的感覚が混ざり、タイトル通り物語性のある流れを作っています。
音は華やかですが、ただ派手に広げるだけではなく、細かなアレンジの妙で楽曲を聴かせるタイプ。ファンキーなベースライン、軽いカウンターポイント、鍵盤の色彩感が曲ごとに表情を変えて、MPSらしい録音の良さもあって音の見通しはとても良いです。
70年代末の欧州フュージョンの中でも、洗練とユーモアがうまく混ざる1枚。技巧的でありながら堅苦しくなく、ポップすぎず、実験的すぎない。そのバランスの良さに、Jasper Van’t Hof と George Gruntz の個性がしっかり出ています。ドイツ盤。
Sleeve: スレ/クスミ/天面に抜け
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ/B1冒頭に周回プチノイズ箇所あり
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