Torso | torso 335 | NTL | 1983 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | ゲートフォールドスリーヴ
A1: Esmafarja 5:52
A2: Some-Times 4:52
A3: Legacy 3:15
A4: Prolusion 4:31
B1: Topic 5:18
B2: Refuge 3:57
B3: Passionate 4:28
B4: Hermit 4:13
オランダのニューウェイヴ/アートロックグループ Flue が83年に Torso から発表した2作目。同年に出たデビュー作に続くアルバムで、ポストパンク以降の硬さを残しながら、より明るく開けたアートポップへ踏み込んだ1枚です。
冷たいニューウェイヴというより、少し乾いた質感を持ったヨーロッパ産ギターポップといった様相。淡々としたリズム、細いギターの響き、抑えたヴォーカルが中心にありますが、音は暗く沈みすぎずどこか軽やかで、曲ごとに不思議な余白があります。メロディは素直に聴けるのに、アレンジには少しズレがあり、そこがこの盤の良いクセになっています。
80年代前半のオランダらしい、ニューウェイヴ、アートロック、インディーポップの中間にある作品。派手なシンセ・ポップでも重いポストパンクでもなく、日常の温度のまま少しだけ景色を変えていくような繊細な音。細部は控えめですが、聴き終えると妙に耳に残ります。
80年代ヨーロッパの地下にあった柔らかな実験感がよく出ていて、軽さとひねり、親しみやすさと距離感が自然に並んだ、耽美なニューウェイヴ室内楽。オランダ盤。
Sleeve: スレ/クスミ/ヤケ/シワ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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