Editions Pluriel | PL 3365 | FRA | 1985 | M: VG+ / VG+ | JK: VG-
A1: Ceth's Dance 2:55
A2: Klask Ar Plac'h 5:33
A3: Suite De Gavottes (6:52)
A3.a: Gavotte «Yves Menez»
A3b: Bal «E Kerlouan»
A3c: Gavotte «Ducoude»
A4: L'oiseau Rare 3:17
B1: Suite De Loudeac 6:29
B2: Ortivalse 3:46
B3: Melodie Pourlette (Marche Nuptiale) 3:45
B4: Cinquat' 6:14
ブルターニュのフォークグループ Bleizi Ruz が85年に Editions Pluriel から発表した作品。70年代末から活動するグループで、ブルトントラッドを軸にしながらフォークロックやケルト音楽の感覚を取り込んできた存在です。
伝統音楽の素朴さを残しつつ、バンドとしてのまとまりもある1枚。フィドル、アコーディオン、管楽器、ギター、リズムが絡み、ダンス音楽としての軽やかさと、ブルターニュ音楽特有の少し影のある旋律が自然に並んでいます。土着的な音ではありますが、録音やアレンジは重すぎず、80年代のフォークロックとしても聴きやすい感触。
面白いのは、ローカルな音楽でありながら閉じた印象がないところ。曲ごとにリズムの表情が変わり、祝祭的な明るさと、どこか遠くを見ているようなメロディが混ざります。ケルト音楽としての親しみやすさはありますが、観光的な分かりやすさに寄りすぎず、演奏にはきちんと生活に根ざした手触りが残っています。
ブルターニュトラッドをフォークロックの形で楽しめる作品として、派手ではないですが内容は充実しています。踊りの音楽であり、歌の音楽であり、土地の記憶を今のバンドサウンドに移し替えたような作品。素朴さと演奏の確かさが、気負わずに伝わる内容です。フランス盤。
Sleeve: コーティングスリーヴ/スレ/クスミ/背表紙側と裏面にヤケによる変色
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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