Mobile Fidelity Sound Lab | MFSL 1-505(100J-8) | US | 1979 | M: VG+ / VG+ | JK: VG-
Machu Picchu Suite
A1: Festival Of The Sun 6:11
A2: Heights Of Machu Picchu 3:58
A3: Flight To Urubamba 4:58
B1: Jambo, Jambo (Zimbabwe, Africa) 7:08
B2: Stonehenge: A Mid-summer's Day Dream 3:29
B3: Citadel, Ay Bobo 5:09
米電子音楽パイオニアの1人 Bernie Krause が79年に Mobile Fidelity Sound Lab から発表した作品。Paul Beaver との活動でも知られる電子音楽家/フィールドレコーディング作家として知られていて、 Sprague de Camp の同名著作をもとにしたコンセプトアルバムとして紹介されています。
電子音楽、エスニックジャズ、フィールド録音的の感覚が混ざったかなり独特な1枚です。シンセサイザーの空間的な響きに、ペルー、ブラジル、ハイチ、ジンバブエなどを思わせるリズムや旋律の色が加わり、曲ごとに異なる土地の気配を持ちながら進んでいきます。ただし、分かりやすいワールドミュージックというより、Bernie Krause らしい音響感覚で各要素をひとつの想像上の風景にまとめている印象。
Mobile Fidelity Sound Lab 盤らしく、音の見通しが良いのもかなり魅力です。細かな打楽器、奥に広がる電子音、空気の揺れまでよく聴こえ、派手な展開がなくても自然に耳が引き込まれます。エキゾチックでありながら、音作りはかなり繊細。ニューエイジ、アンビエント、エスノジャズの手前にあるような、不思議な立ち位置の作品です。
珍しさだけでなく、音そのものにきちんと深さがあります。電子音と土地の記憶が静かに結びついた1枚。MFSL盤の音質も含めて、じっくり聴くほど魅力が出てくる作品です。US盤。
Sleeve: スレ/クスミ/天面にスレによる色剥げ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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