America Records | 30 AM 6120 | FRA | 1971 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Klactoveesedstene 11:45
A2: I Remember Harlem 4:50
B1: The Blessing 10:30
B2: Free 5:30
カナダ出身のジャズピアニスト Paul Bley が名義上のリーダーとなった作品ですが、内容としては Ornette Coleman、Don Cherry、Charlie Haden、Billy Higgins という面々に Paul Bley が加わった、58年ロサンゼルスの Hillcrest Club での演奏を記録したライヴ盤です。後年のリリース時にはジャケット表記や見え方にやや紛らわしい部分もありますが、この時点で Ornette Coleman 周辺の重要メンバーがすでに揃っていたことを伝える資料として非常に価値が高い録音です
モノラル録音ながら輪郭は驚くほど明瞭で、各人がまだ様式として固まり切る前の、探りながら前に進む熱がそのまま残っています。完全に既成のモダンジャズに収まるわけでも、後のフリージャズの爆発へ一気に飛ぶわけでもない、その中間でコード、旋律、応答、間合いの扱いが少しずつ更新されていく感触が克明です。Paul Bley の存在も単なる客演的な色添えではなく、この移行期の緊張感に独特の陰影を与えます。
完成された代表作というより、変化の現場そのものを封じ込めた1枚。Ornette Coleman 周辺の革新がどこから立ち上がったのかを説明ではなく音で確かめられる記録として、いまも十分に強い意味を持つ作品です。フランス盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
Include: ---