CBS/Sony | 28AH 1448 | JPN | 1982 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: From East 6:45
A2: Puckin' Punk City 5:21
A3: Take Me Out 2:44
A4: Espionage 4:39
B1: All Night 4:01
B2: Teach Me Your Way 3:46
B3: Waterscape 5:31
B4: To Distance Over Horizon 7:05
鍵盤奏者 富樫春生 と奇才シンセシスト 浦田恵司 率いるグループ Chocolate の82年唯一作。松下誠、Pecker、土方隆行、小栗俊雄、安尾芳彦 らがバックで関わっている時点で単なる軽いフュージョンではなく、当時のスタジオ感覚とブラックミュージック志向がしっかり混ざった1枚とわかります。
ジャズファンク/フュージョン寄りの手触りを持ちながら、勢いだけで押す感じにならないところが聴きどころのひとつ。音の輪郭はかなりきれいでリズムの運びも洗われていますが、そこに歌やコーラスが加わることで、演奏としてのシャープさと開いたポップ感覚が自然に並列しています。フュージョンというより都会的な黒さをうまく日本のスタジオ仕事に通した感じ、と言ったほうが近いかもしれません。これは上のクレジットの顔ぶれを見ても納得しやすいところです。
音の重ね方や抜き方で印象を残す作品なので、国産フュージョンとして聴くこともできつつそれだけでまとめると少し物足りなくて、ジャズファンク、AOR以後の洗練、スタジオミュージシャン的な器用さがきれいに均されず同じ舞台に乗っているところに、この盤らしさがあります。珍しさより、空気の作り方のうまさで残るタイプの1枚です。日本盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部にごく軽微なチリパチ
Include: 日本語ライナー