Korova | P-13382 | JPN | 1986 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | 見本盤
A1: TV Scene 3:46
A2: The Look Of Love 4:06
A3: Yankee 3:06
A4: Stay 4:29
A5: Dance It Up 3:48
B1: My Boss 4:21
B2: Bless My Soul 3:54
B3: Fran 3:17
B4: Blame It On Rio 3:08
B5: The Rise Of The Heart 4:00
伊シンガー Linda Di Franco が86年に残した唯一のアルバム。プロデュースには Was (Not Was) の中心人物、のちに Blue Note 社長としても知られる Don Was が参加。後年までバレアリック文脈で再評価され続けている1枚です。
80sポップとしての輪郭のよさと、Linda Di Franco の歌の不安定さが絶妙に噛み合っているところが肝。シンセやリズムの処理はかなり洗練されていて分離もよく、都会的で、少し夜景めいた光沢があるのですが、そこに乗る歌声はすっきり整いすぎず、少し所在なさげで、気だるく、場面によってはわずかに音程の危うさすら残す。そのアンバランスさが欠点ではなく、この盤ならではの色気になっているんです。
どこか“ちゃんとハマりきらない”感じ。完成度は高いのに、均整では終わらない。その少しのズレが、いま聴くとむしろ強い個性として立ち上がる作品。バレアリック古典を含む好内容盤というだけでなく、80年代半ばの洗練の中に違和感ごと封じ込めた、かなりユニークな1枚です。日本盤プロモ。半透明帯も似合ってます◎。
Sleeve: スレ/薄くヤケ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
Include: 帯(スレ/茶シミ)/日本語ライナー