Yas-Kaz / 風の卵 Egg Of Purana (LP)

Canyon | C28R0130 | JPN | 1985 | M: VG+ / VG+ | JK: VG


A1: マドモアゼル スタインベルグ Mdlles. Steinberg 3:31
A2: クーリーズ クリークNo.5 Coolies Creek No. 5 2:24
A3: Jude Jade Shade 4:41


A4: Mr. Nowhere 3:02
A5: 風の卵 Egg Of Purãna 8:04


B1: サイコポンプ Psychopomp –Shaman Met The Woman At The Well– 5:02


B2: ビビリンバ ブレイク Bibilimba Break 2:34
B3: 田園の愉楽 –ウィンドスケイプII– Delight Of Ricefield –Windscape II– 5:44
B4: バンブー オン ザ ビーチ Bamboo On The Beach 5:04
B5: マルシィの海 Waltz For Marcy 2:25


打楽器奏者/コンポーザー Yas-Kaz こと 佐藤康和 の85年に Canyon からリリースされたアルバム。いわゆる“ニューエイジ”の枠に収まることも多いけれど実際は癒しのムード一本ではなく、アジア〜アフリカ〜ミニマル、そしてポップなフックまでが同じ空気圧で混じり合うのが聴きどころです。

肝は、打楽器の多層感よりも音場の作り方。透明でウェットなシンセ(というか、霧の層)を薄く敷いて、そこへ民族打楽器の粒や木管/金属の鳴りを“点”で置いていく感じ。リズムが前に出る瞬間があっても、ダンスのためのグルーヴというより景色の流れを動かすための脈として機能します。結果、聴いている側は「盛り上がる」より「連れていかれる」。小さめの音量でかけても情報量が落ちないのは、この配置の上手さゆえ、なのだと思います。

A面後半からB面にかけての流れで、音の熱量と静けさの比率がじわっと変わっていくのが最大の聴きどころ。トライバルな手触りがあるのに“土っぽさ”で終わらず、80年代的なクリアさがあるのに“冷たさ”にもならない。第四世界〜ニューエイジ、ECM周辺の空気感、国産らしいクロスオーバーを聴いている耳ほど、頭の中でじわじわ存在感が増していく1枚です。日本盤。


Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
Include : 帯(スレ/小さく破れ)
型番 SMS-08568
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