Olufsen Records | DOC 5068 | DNK | 1988 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Tuba I Stormflod - Tuba In Flood 6:39
A2: Rumligt - Spatiel 4:37
A3: Ny Prolog - New Prologue 7:08
A4: Tango Accellerando 5:37
B1: Arbejdslejr I Rum Sø - Labourcamp In Open Sea 6:41
B2: Tábor - Tábor 9:01
B3: Strejf I Tibet - Ramble In Tibet 7:08
デンマークのグループ Atlantis Transit の87年にオーフスの会場 にて行われたライブ録音をまとめた作品で、88年に Olufsen Records からリリース。編成が面白くて、ドラム Steve Hubback、チューバ Henrik Heick、ベル/鍵盤 Kaev Gliemann、そして Ko de Regt らメンバーが参加する“室内楽寄りの実験フュージョン”みたいな手触りです。
チューバが低域の土台を作りつつ、ブラスの豪快さではなく床そのものがゆっくり動く感じの重心で鳴るタイプ。そこに鍵盤とベルが光の粒を散らし、ドラムは拍を押しつけずに流れだけを維持するので、結果としてグルーヴが前のめりにならず、ずっと宙に浮いたまま進んでいきます。いわゆるECMの透明感とも違って、もっと北海の湿度というか、音が乾ききらないのが気持ちいい。
ワールドやフリー・インプロに入れられがちだけど、実際は「実験」と「気持ちよさ」混じる北欧寄りのクロスオーバー。アンビエント、第四世界系、そしウェットな80'sシンセが好きな人ほど、静かに刺さる1枚です。デンマーク盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
Include: オリジナルインナースリーヴ