Atlantic | P-7502A | JPN | 1976 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | リイシュー盤
A1: Giant Steps 4:43
A2: Cousin Mary 5:45
A3: Countdown 2:21
A4: Spiral 5:56
B1: Syeeda's Song Flute 7:00
B2: Naima 4:21
B3: Mr. P.C. 6:57
USテナー奏者 John Coltrane が Atlantic で初のリーダー作として放った作品。録音は59年、NYの Atlantic Studios で行われ、プロデュースは Nesuhi Ertegun。主軸のリズム隊はTommy Flanagan(p)/ Paul Chambers(b)/ Art Taylor(ds)で、後日録音の「Naima」のみ Wynton Kelly(p)/ Jimmy Cobb(ds)に差し替わります。
A1「Giant Steps」で速いのに荒れないのは、コルトレーンがフレーズを力技で押し込むのでなく、和声の変化をメロディとして走らせているから。対してB2「Naima」は時間の流れが別物で、音数を減らしても緊張が落ちない。ちなみにこの「Naima」は色んなジャンルの人が果敢にカヴァーする曲で、どこかで聴いたことがある人も多いはず。いわゆる「Sheets of sound」というコード進行を支えた Paul Chambers に対する友情と敬意を示したB3「Mr. P.C.」は、どっしりしたマイナーブルース基調で、直球フォームでも圧巻の1曲。全7曲収録。
ハードバップの延長で聴けるのに、同時に“次の文法”の入口にもなっている稀な盤。有名すぎて見落としがちですが、ここにあるのは難しさより、作曲と即興の接続の美しさだと思います。日本盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部にごく軽微なチリパチ
Include: 帯(スレ/折れ)/ライナー