Milestone | M-9056 | US | 1974 | VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Sama Layuca 8:35
A2: Above The Rainbow 2:59
A3: La Cubaña 10:28
B1: Desert Cry 4:52
B2: Paradox 16:35
USフィラデルフィア出身ピアニスト McCoy Tyner。John Coltrane Quartet で鍛え上げ、その後は自身の音楽を拡張し続けたピアニスト。Milestone から1974年作。プロデュースは Orrin Keepnews。 サックスに Gary Bartz と Azar Lawrence、オーボエ/フルートの John Stubblefield、ヴァイブの Bobby Hutcherson、ベースは Buster Williams、ドラムは BIlly Hart、さらにパーカッションの Guillermi Franco と Mtume が加わります。
モード以降の McCoy Tyner 節を、アフロ〜ラテンのリズムで立体化したもの。タイトル曲A1「Sama Layuc」は硬質な和音が岩盤みたいに据わり、その上で管とヴァイブが湿度を変えていく展開。B1「Desert Cry」で細かいドラムと叙情なサックスで静かに整えつつ、B2「Paradox」では16分超の長尺でポリリズムが少しずつ形を変え、景色が更新されていきます。
最初は分厚いピアノに圧倒される。でも5分もすると、打楽器の細かい合図や管が入れ替わる瞬間が見えてきて、いつの間にかこちらの呼吸まで整っている。派手なフリージャズではなく、かといってきれいなモダンでもない。70年代 McCoy Tyner の力技と色気が同居したモーダルジャズ。US盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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