Motown | FAITH 006/7 | JPN | 2001 | M: VG+ / VG+ / VG+ / VG+ | JK: VG | 2枚組 | リイシュー盤
A1: We All Must Live Together 4:43
A2: I Wonder 3:38
A3: Gonna Make It Work 5:45
B1: All That I Should Know (Long Version) 6:57
B2: Lover Man 3:45
B3: Missing You 3:35
C1: Get Up 5:05
C2: So Special 4:35
C3: Miss My Love 4:44
D1: You Don't Really Love Me 4:14
D2: Anything For Your Lovin' 3:44
USニュージャージー出身のトリオ Blaze は、90年代以降のハウスミュージックに歌の重要さを持ち込んだ重要な存在。Chris Herbert、Josh Milan、Kevin Hedge によるこのユニットは、クラブとソウル、ゴスペルの感覚を自然に結びつけ、長い時間をかけて支持を積み重ねてきました。1990年リリースで、この盤は2001年日本プレス。重要なのは「2枚組」だということ。オリジナルは1枚でした。
原点にして方向性を明確に示した1枚です。まだ「クラシック」になる前の生々しい Blaze がここにあります。ハウスの4つ打ちはあくまで土台で、主役は Josh Milan のヴォーカルとメロディ。派手な展開や即効性のあるドロップはなく、グルーヴは一貫して穏やかですが、その分感情の濃度が高い。コード進行やリズムはクラブ仕様でありながら、歌の佇まいは完全にソウルミュージックです。
Blazeの長いキャリアを知っている人には、すべての始まりとして。初めて触れる人には、ハウスが踊るためだけの音楽ではないと教えてくれる入口として。重要な1枚です。日本盤2枚組。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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