Glossy Mistakes | hf300 | GER | 1988 | VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Ollos Rückkehr 5:04
A2: Hey Tata Gorem 7:13
A3: Klang Fährt An 3:49
A4: Die Sanfte Fünf 2:13
A5: Bola, Bola 5:33
B1: Om-Buschman Total 7:06
B2: Prima Kalimba 4:25
B3: Von Cuba Nach Mocambique 4:49
B4: Playing On A Keksdose, Sitting In The Badewanne 1:48
独エクスペリメンタル・ユニット Camera Obscura のマルチ奏者 Urs Fuchs 、パーカッショニスト Uli Riechert、Tom Schafer などが参加する打楽器軍団 OM Buschman の88年作。
ジャズ、民族音楽、パーカッション・アンサンブルの要素を大胆に組み合わせた、ドイツ自主制作シーンでも特異な魅力を持つアルバムです。
多数のパーカッションによって形作られる有機的なグルーヴ。コンガ、ボンゴ、シェイカー、ベルなど、さまざまな打楽器が折り重なりダイナミックでありながらも柔らかいグルーヴを生み出します。そこにサックスや鍵盤が加わることでジャズ的な即興性が加わり、民族音楽的な反復とジャズの自由な対話がほどよく同居しています。
民族音楽的な質感を借りながらも決して模倣に終わらず、独自のパーカッションアンサンブルとして成立している点はこの盤の肝ではないでしょうか。スピリチュアルでありながら土臭さはなく、しかしながら生命力のあるアルバムです。
※ この盤は2019年に Glossy Mistakes というレーベルからリイシューされている盤なのですが、レーベルインフォ曰く「NOT A REISSUE; ORIGINAL ONES.」と記載されており、「Original Master Copy」を用いての180g重量盤でのリリースだったり、、と謎が多いのですが、再発で一番危惧される「音質の劣化」はまったく見られないので、出品します。
Sleeve: スレ/シワ/天面に抜け
Media: 薄くスレ/局所に軽微のチリノイズ
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