Atlantic | QP-8178A | JPN | 1971 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | ゲートフォールドスリーヴ
A1: Ballet
A2: On The Third Day
A3: Sunset Bell
B1: The Green Mountains
B2: African Flower
B3: Portsmouth Figurations
USヴィブラフォン奏者 Gary Burton。60年代からジャズの枠を越え、ロックやクラシックの要素を取り入れた先駆者。この作品『Live In Tokyo』は1971年来日時のカルテット演奏を収めたライブ盤。Pat Metheny が加入する前夜、Gary Burton が若きプレイヤーたちと作り上げたジャズの熱狂の記録です。
観客の息づかいとともにバンドの緊張感が伝わる生々しい録音。ヴィブラフォンの透明な響きに、ギターとリズムセクションが鋭く反応しつつ、混沌には向かわずコンポーズ重視で展開。各人の呼吸が音の奥行きを作り出していきます。
このアルバムを聴いてわかるのは「時代の“移行”を体現している」こと。ビバップでもフュージョンでもない、まだ名前のない音楽が生まれる狭間の瞬間。テクニックや構成の美しさを超えて、“瞬間の真実”が純粋に記録された1枚。音楽は生き物ですね。クワドラフォニック仕様、日本盤、チリパチ箇所あり。
Sleeve: スレ/クスミ/
Media: スレ/静音部にチリパチノイズ
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