Lanquidity Records | LQ 001 | POL | 2009 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Angkor Vat
A2: Simply Put...
B1: Chichen Itza
B2: King
B3: 9/8
2000年初頭、UKブリクストンの地下で行われていたスポークンワード/ラップを用いた表現者が集うイベント "Speakers Lounge" における、いわゆるバックバンドとして日々延々と演奏を続けることでスキルを磨いた集団 Speakers Corner Quartet の2009年作。去年フルアルバムが出たので知る人も多いはずです。ドラマーの Kwake Bass は Shabaka Hutchings やシンガー Tirzah などの現行UKジャズ/R&Bの名だたる作品にも関わる実力派。
重厚なアルコとスインギーなリズムが突進するA1「Angkor Vat」、フルートの咆哮に熱くなるB1「Chichen Itza」、変則ブレイクビーツから9/8拍子にスイングするその名もB3「9/8」など全5曲のミニアルバム。ヒップホップなザラついた音質とファットなリズム、そこはかとない実験も打ち出しつつ堅実で太いグルーヴでスイングさせる現行ジャズ。アナログはポーランド盤オンリー。
Sleeve: スレ/ヤケ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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