Urpa i musell | UiM 006 | SPA | 2022 | M: New | JK: New
Suite Nofres
A1: Cercle
A2: Joc De Mans
A3: Joc De Peus
A4: Obsessions
A5: Saeta
A6: Viatges
B1: Desert
B2: Ànsia
B3: Relacions
B4: El Cor
Interseccions. Música I Arts Escèniques (1985-1990)
C1: Tòtem
C2: Tres Capes
C3: De Lluny
C4: On Som?
C5: Ondulacions
C6: Sortida
D1: El Mar
D2: Cercles
D3: L'Esbarzer
D4: Bagues
D5: Téntol
D6: Les Nenes No En Tenen Mai Prou
D7: Els Limits
スペイン/バルセロナ名店 Discos Paradiso のスタッフが運営するレーベル 『Urpa I musell』からのリリース第六弾。今回掘り下げるのはスペインのピアニスト Agustí Fernández。87年リリース作品「Suite Nofres」と、「Interseccions. Música I Arts Escèniques (1985-1990)」と名付けられた舞台芸術をはじめとする様々なメディアでの未発表作品集の2枚組。
Peter Kowald や Derek Bailey、Evan Parker、Mats Gustafsson、Joe Morris などあげればキリがないほどの強者アーティストと共演する即興音楽スペイン代表。コンテンポラリーバレエダンサー Ramon Oller の講演でライブ演奏したものが今回の「Suite Nofres」で、その後にピアノと5人の声のための演劇「Les nenes no en tenen mai prou」のための演奏が今回の2枚目「Interseccions. Música I Arts Escèniques (1985-1990)」。
クセナキスやシュトックハウゼン、ライヒやフィリップ・グラスなどのアメリカン・ミニマリズムなどに影響を受けていた当時のスペイン前衛音楽シーンの中で、「情熱的なミニマリズム」と称されたAgusti Fernandez の音楽性は、やはりどのアーティストも陥った、完全に自由な音楽への憧れによる「限界」を残酷にも知ることとなります。ここでリイシューされた2枚の作品は、1人の音楽家の芸術的成長における決定的な行き詰まりの時期を証言しています。新しい手法に出会った希望、慣れによる憤りと新しい挑戦、洗練と混沌にまみれた全23曲2枚組。
高価ですが全曲試聴をつけますので、迷ってください。アンビエント/ニューエイジを通過した耳にしっくりくるコンテンポラリーミュージック。僕は素晴らしいと思ったので、胸を張って推薦します。
再入荷。若干数在庫しています。
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