Robbie Basho / Visions Of The Country

Pastels | B-ST-2026 | GER | 1981 | M: NM / NM | JK: VG+

A1: Green River Suite 7:46


A2: Rodeo 2:32
A3: Rocky Mountain Raga 7:38


A4: Variations On Easter 4:01
A5: Blue Crystal Fire 4:49
B1: Orphan's Lament 3:46
B2: Leaf In The Wind 4:46


B3: Night Way 6:14
B4: Elk Dreamer's Lament 4:14


B5: Call On The Wind 3:04

USボルチモア出身、孤高のギタリスト Robbie Basho の81年作。東洋の芸術や文化に没頭した結果、松尾芭蕉にちなんで「芭蕉=Basho」と改名しています。プロデュースは 旧知の中でお互いリスペクトし合う William Ackerman が担当、US盤ではニューエイジ最高峰 Windham Hill からのリリースとなり、長らく同レーベルの中でも数少ない復刻されないタイトルとなっていました(今現在は2013年にアナログでも復刻されています)。

スリーヴデザインと連動するかのような、山や川への畏怖の念から生まれた超傑作A1「Green River Suite」(「It smells like heaven to me」という歌詞に込められたメッセージも最高◎)、ヴァイオリンも加わるより瞑想的なA3「Rocky Mountain Raga」、ピアノも入り枯れた口笛に心揺さぶられるB2「Leaf In The Wind」、冒頭何秒かのギターフレーズでグッと魔法にかけられるB4「Elk Dreamer's Lament」など全10曲。

日本やインドのラーガ、ペルシャやアメリカの伝統的フォークソング、アメリカ先住民音楽、欧州クラシック音楽をルーツとした精神的/音楽的探究に満ちた作品が多く、開放弦の後に一瞬にして不協和音になったり、またしても華やかにアルペジオで光を放ったりなど、なかなか普通ではない音楽性ゆえ広く知られることなく亡くなってしまった印象がありますが、残した作品は今も変わらず光り続け、新しい音楽の価値観への気づきを与えてくれています。

ドイツPastel盤、トップコンディションで入荷。きちんと付き合っていくには音楽としても状態としても、問題ないかと思います。


Sleeve: スレ/ヤケによる変色/縁にシワ/クスミ
Media: 美盤良好/レコードなりのチリパチはあります。




型番 SMS-05967
購入数
売り切れ