ECM Records | ECM 1218 | GER | 1982 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+ | LCあり | ALLEあり | RECORDS表記なし | W.GERMANY表記
A1: The Big Wind 8:20
A2: Form 7:21
A3: Walking 6:28
A4: Aerial View 4:14
B: Nine Doors/Breathing Space 21:59
怒れるUSギタリスト Steve Tibbetts の82年大傑作。盟友パーカッショニスト Marc Anderson とのデュオ編成。オスロ Talent Studio 録音、エンジニアはおなじみ Jan Erik Kongshaug。
ECM特有のリヴァーブ感に意識遠のくギターのイントロから無国籍ムビラと転がるパーカスのアンサンブルに展開するA1「The Big Wind」、ポリリズミックでミニマルなイントロから枯れた雰囲気も漂うブルージーなギターに展開していくA2「Form」、ハープのようにきらめく音色のギターと繊細なパーカッションで何もなかったように淡々と進行するA4「Aerial View」、約22分のメディテーションB「Nine Doors/Breathing Spac」など全5曲。
空気に滲んでいくクラシカルなギターサウンドと余白を残すパーカッションが、ブラジル音楽でいう「サウダージ」のような、行ったことのない場所に対してのあるはずのない記憶に出会わせてくれる、そんな1枚。ジャケットも映画のワン・シーンのよう。個人的には Steve Tibbetts のアルバムの中ではこれが最高傑作。北には似合う音なんです。
Sleeve: スレ/クスミ/背表紙側に細かいシワ
Media: 美盤良好
※試聴音源は違う盤から録音された音源となります。後日この盤からの音源を用意しますので、少しの間ご了承ください。
First House / Cantilena
