Nagara | mix 1016-n | GER | 1978 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+ | シュリンク付き | 静寂部に若干のチリパチあり
A1: Morning Sun Dance 5:53
A2: Slow Motion 4:42
A3: Kinderzimmer 2:40
A4: Secret-Sound-Society 6:19
B1: Palmares 2:58
B2: Spies 2:25
B3: 42nd Street 5:26
B4: Anonymus V 3:49
B5: Message To The Enemies Of Time 6:04
ECMからも作品をリリースするスイス人打楽器奏者 Peter Giger を中心に、インド人パーカッショニスト Trilok Gurtu、元 Mombasa の Tom Nicholas、DCMAのメンバー Doug Hammond など濃ゆーいメンツで構成されたパーカッション・グループ Family Of Percussion の79年リリースの作品。80年の作品「Sunday Palaver」では鍵盤やサックスも含むアンサンブルでしたが、この作品では正真正銘パーカッション・サウンド・オンリー。とはいえ単調にならず楽曲としてのバラエティが富んでるように感じるのは名手揃いゆえ、なのでしょうか。流れるように清々しいサウンドA1「Morning Sun Dance」、高周波のチャイムとトリッキーなフェイクで緊張感のある展開をつけるA4「Secret-Sound-Society」、小刻みなチャントと倍速タブラから始まりオリジナルなブレイクビーツ（！）で強靭なグルーヴを創るB3「42nd Street」、調子っぱずれ（そういうものです）のスティールパンが鳴るけどトロピカルな香りはしない不思議音階B5「Message To The Enemies Of Time」など全編通して最高の1枚。音の鳴りも立体的。
