ECM Records | ECM 1219 | GER | 1982 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | オモテ面にシールによる剥れ痕あり(写真参照)
A1: Cycle Song 7:08
A2: Cycle One: Namaste 4:08
A3: Fly 9:19
B1: Ode 6:50
B2: Cycle Two: Trio 5:35
B3: Cycle Three: Quintet And Coda 7:53
B4: Jessica's Sunwheel 5:20
インディアナ出身のジャズ・チェリスト David Darling の82年リリースの名盤。メンバーは Steve Kuhn、Jan Garbarek、Arild Andersen、Oscar Castro-Neves、Collin Walcott。エンジニアは Jan Erik Kongshaug。幽玄なチェロの音色とあまりに叙情的すぎる旋律、そしてキーパーソン Collin Walcott のエスニックなサウンドが不自然なく絡み合うコンテンポラリー・ジャズ。リリカルなピアノと泣きのシタール、優しいチェロによる名曲A1「Cycle Song」、序盤中盤はアブストラクトなサウンドながらもドラマティックに飛翔していくA3「Fly」、深淵なアルコから始まり、倍速のタブラとドラマティックなチェロとピアノが忽然一体と絡み合うB3「Cycle Three: Quintet And Coda」など全7曲。ECMの中でもトップレベルの美しさ。これを聴くとしばらく戻ってこれなくなるんです、いつも。