Wind Sung Sounds | WSS-1003 | US | 1980 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A: Emergence 23:40
B: Communitizing 22:22
米フルート奏者/作曲家 Larkin Stentz が、1980年に自主レーベル Wind Sung Sounds から発表した作品。LP両面にわたる約46分の長編で、ザトウクジラ研究者 Roger Payne の許諾を得たフィールド録音を使用しています。Michael Stearns がシンセと録音に関わり、後半は身体運動と音の関係を探究したロサンゼルスの Continuum Studio で、ダンサーの動きに応じて演奏されました。
波音と鯨の声が背景音ではなく、フルートと応答する一つの演奏者として置かれているのが本作の核です。Larkin は旋律を完成させず、息、倍音、間を長く保ちながら自然音の流れへ溶け込み、シンセも低い持続音によって空間を拡張します。やがてフルートの短い動機が緩やかに重なり、個人の呼吸が海や身体の周期へ接続されていきます。環境音、即興、ダンスを一続きの音楽として扱った、ニューエイジという言葉が定型化する以前の、ある意味フィジカルなアンビエント作品です。US盤。
Sleeve: スレ/クスミ/背表紙にダメージ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ/B面冒頭に数カ所周回ノイズの出る線キズあり
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