Software Music | sowa 112 | GER | 1983 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Pieano 4:19
A2: South African Weed 4:19
A3: Where Is The Blues 5:35
A4: Dig This 4:03
B1: Un Dia Ta Bini 6:46
B2: Day Will Come 3:22
B3: Mabhaca 4:56
B4: No Tears 3:52
ドイツのドラマー/パーカッション奏者 Bruning von Alten が率いた Sunrise Orchestra による83年の作品。Joe Malinga’s Mandala などアフリカ系ジャズの現場にも関わった Bruning von Alten を中心に、Harry Sokal、Florian Brambock、Dejan Pecenko、Christian Radovan などなど、ドイツ/オーストリア周辺のジャズ強者が集まっています。
音楽の軸にあるのはラテンジャズですが、いわゆる陽気なサルサやブラジリアンフュージョンへ簡単には収まらないのが、この盤の肝。ティンバレス、コンガ、カウベルが細かな拍を作り、その上でピアノ、フルート、サックス、トロンボーンが長い旋律を渡していく。リズムの密度は高いのに演奏は窮屈にならず、各楽器が少しずつ位置を変えながらバンド全体の流れを作っています。
南部アフリカのジャズを思わせる明るく大きな旋律と、アフロキューバンの細かなリズムが同居している点もかなり重要。異なる地域の音楽を並べたというより、Bruning von Alten が打楽器奏者として身につけてきた複数のリズム感覚を、ひとつのジャズアンサンブルへ組み直したように聴こえます。ヨーロッパの奏者らしい洗練さはありますが、演奏を磨きすぎず声や打楽器のざらつきもちゃんと残っています。
ジャズファンクとしての聴きやすさを持ちながら、その奥にはアフリカとカリブの音楽を結ぶ視点があるんです。軽快なクロスオーヴァー作品というだけでなく、移動する音楽文化を当時の欧州ジャズの編成で受け止めた、興味深い1枚です。ドイツ盤。
Sleeve: スレ/クスミ/側面にスレによる色剥げ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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