MPS Records | 68.067 | GER | 1977 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | ゲートフォールドスリーヴ
A1: Rainbow Road [Solo Joachim] 4:08
A2: Ant Steps On An Elephant's Toe [Solo Albert] 6:08
A3: Take Your Hit Kit [Duo Albert + Joachim] 4:37
A4: SCHWWWEEET [Solo Gunter] 10:25
A4a: Flute: My New Friend (No. 294) 2:30
A4b: Vibes: Freedom Of The Universe (No. 284) 3:50
A4c: Flute Keys: Kisses (No. 291) 1:45
A4d: Bass Clarinet: Hot (No. 293) 2:16
B1: Fuga Mit Orgelpunkt Von Schnee [Solo Pierre] 5:00
B2: The Barriers On The Way To You [Duo Pierre + Gunter] 2:43
B3: In A Sentimental Mood [Solo Joachim] 4:55
B4: Supraconductivity [Solo Albert] 2:24
B5: Medieval Percussion Song [Solo Pierre] 4:02
B6: Ringelvier [Quartett] 3:55
トロンボニスト Albert Mangelsdorff、打楽器奏者 Pierre Favre、鍵盤奏者 Joachim Kühn、バスクラリネット/フルート奏者 Gunter Hampel による76年作。独名門 MPS からのリリースで、録音はドイツ Villingen の MPS Studio。トロンボーン、パーカッション、ピアノ、フルート/ヴァイブ/バスクラリネットなど、それぞれの奏者がソロを中心に音を広げ、デュオやカルテットも交えた構成。
欧州フリージャズの重要人物が並んだ作品ですが、ただ激しく吹き散らす内容ではないんです。Albert Mangelsdorff のトロンボーンは倍音奏法も含めて楽器の内部まで探るような深さがあり、Joachim Kühn のピアノは鋭く、時にリリカル。Pierre Favre のパーカッションは音色の細部までよく練られていて、Gunter Hampel は複数の楽器を使いながら、曲ごとに空気を変えます。
各奏者のソロ作品集でありながら、聴こえ方は意外と散漫ではなく。各奏者の個性がはっきりしている分、音の出し方、間の取り方、響きへの向き合い方がよく見えるという構成。フリージャズの自由さと、MPS らしい録音の明瞭さが合わさり、演奏の細かな判断まで伝わってくるのが魅力です。
名手たちが1人ずつ自分の言葉を差し出していく1枚。欧州ジャズの実験性を、近い距離でじっくり味わえる内容です。ドイツMPS黒ラベル後発盤。
Sleeve: ゲートフォールドスリーヴ/スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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