ByeBye Baby | ByeBye 1 | UK | 1987 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Don't Stick Knives (In Babbies' Heads)
A2: Mad Dot
A3: Janis - This One's For You
A4: Nico - This Is The Way Out
A5: Tide Of Life
B1: One Child
B2: Amsterdam
B3: North Shields
B4: Fishwives
B5: Who Snatched The Baby?
B6: Yo!
英インディーバンド The Band Of Holy Joy が87年に発表した作品。ロンドンのインディー/ポストパンク周辺から出てきたグループで、フォーク、キャバレー、パンク以降の語り口を混ぜつつ、かなり独自の歌ものへと向かった初期作品です。
ギターバンドとしての勢いで押すというより、歌と言葉の「場面」作りで聴かせるタイプ。アコースティックな響き、少しチープな鍵盤、ヴァイオリンや管楽器のような彩りが入り、曲ごとに小さな演劇のような空気が立ち上がります。音は整いすぎていませんが、その粗さがかえって街の匂いを残します。
ヴォーカルは美しく歌い上げるというより、物語を抱えたまま言葉を置いていくような印象。そこにフォークの素朴さと、ニューウェイヴ以降の少し歪んだ感覚が重なり、明るくも暗くも割り切れない独特の温度が出ています。
80年代UKインディーの中でも、人の生活や感情にかなり近い場所で鳴っている1枚かと思います。粗く、ロマンティックで、少し不器用。その不器用さまで含めて、このバンドの魅力でもあるんです。UK盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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