Shamrock Records | 1017-1 | AUT | 1992 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Kelefa
A2: Diatta Dinke
A3: Karawane
A4: Dembo Jatta
B1: Gambia, India, Germany
B2: Same Sun Same Moon
B3: Turnaround
ドイツのハープ奏者 Rudiger Oppermann と、ガンビアのコラ奏者 Malamini Jobarteh による92年ライブ録音作。Shamrock Records からリリースされた作品で、Jatinder Thakur、Rainer Granzin、Roland Schaeffer らも参加しています。ヨーロッパのハープ、ガンビアのコラ、インドの打楽器などが交わる内容ですが、いかにもなワールドミュージック企画というより、弦の響きを中心にした落ち着いた対話として聴ける1枚です。
Rudiger Oppermann のハープは透明で、音の輪郭が柔らかい。一方、Malamini Jobarteh のコラは細かな反復と軽い跳ねがあり、旋律に自然な明るさを与えます。そこにタブラや管楽器、ベースが加わることで、ヨーロッパ、アフリカ、インドの要素が無理なく重なっていきます。民族楽器の組み合わせではありますが、演奏は説明的にならず、各楽器の音色がそのまま曲の表情になっています。
全体にはニューエイジ的な聴きやすさもありますが、ただ穏やかなだけではありません。コラのリズムには生活に根ざした強さがあり、ハープの響きにもクラシカルな端正さだけでない温度感があり、さらにエフェクティブなトビの部分もあり、異なる文化の音を混ぜるというより、似ている部分と違う部分をそのまま並べているところが◎です。
聴いているうちに弦の重なりが少しずつ記憶に残っていく不思議。ワールドミュージック、ニューエイジ、アコースティックインストの中間にある、穏やかで芯のある内容です。オーストリア盤。
Sleeve: スレ/クスミ/薄くシワ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
Include: ---