Xenia | XENLP 10 | DNK | 1982 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Valse De Menton 6:10
A2: Saz & Berimbau 4:56
A3: Sivas 6:05
A4: Baile 5:55
B1: Ballade I "A" - Som Anders 5:32
B2: Express Samba 5:17
B3: Bebek 4:10
B4: Rumba Emirgan 4:15
トルコ出身のギター/サズ奏者 Mehmet Ozan 率いる Istanbul Express が82年にデンマークの Xenia から発表した作品。Jan Zum Vohrde、Mads Vinding、Chium が参加した編成で、トルコ音楽、ジャズ、フュージョン、フォークの感覚が自然に交差する1枚です。
サズやギターが作る乾いた旋律に、フルートやサックス、ベース、パーカッションが絡み、全体にはどこか旅の途中のような軽快さがあります。トルコ風のエスニックな色合いはありますが、音は土着的に寄りすぎず、デンマーク録音らしいすっきりした輪郭も残っていて、そこがこの盤の面白いところ。
フラメンコやサンバを思わせるリズムも入り曲ごとに景色は変わりますが、全体はまとまっている印象。分かりやすいワールドミュージックというより、各地のリズムや旋律を自分たちのジャズとして鳴らしている感じ。Mads Vinding のベースも効いていて、演奏全体を軽くなりすぎないところで支えています。
80年代前半の欧州らしい、エスニックジャズとフュージョンの中間地点にある作品です。聴いていると少しずつ身体の向きが変わるような魅力があります。トルコ、地中海、北欧ジャズの感覚が無理なく混ざった1枚です。デンマーク盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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