aus isoda / Interwoven (LP / New Release)

We Release Whatever The Fuck We Want Records | WRWTFWW129 | CHE | 2026 | M: New | JK: New


A1: Valleria 4:54
A2: Autumn Has Broken 6:19
A3: Veiled 3:08
A4: White Eye 3:57
B1: Swift 4:21
B2: Penumbra 4:42
B3: Susurration 3:05
B4: Palinode 4:18
B5: All Bound Up Together 2:04





Oscilation Circuit でご存じですね。日本代表アンビエント作家 磯田健一郎 と電子音楽家 aus こと 福園泰彦 による ユニット aus isoda による新譜です。名前だけ見ても痺れる一品。まずはオフィシャルインフォから。

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電子音楽家/サウンドデザイナー・フクゾノヤスヒコのソロプロジェクトausと、近年アンビエント/ニューエイジの旧作をリイシュー/セルフカヴァーすることで活動を再開した磯田健一郎。世代も志向性も異なる二人の異色コラボレーションによるアルバム『Interwoven』が完成。

本作はふたりの世代と物理的な距離を埋めるコラボレーション。ausは磯田の「OSCILATION CIRCUIT」のファンで、磯田はausの「Lang」の大ファン。これがきっかけでこの異色コラボがスタート。当初はausの水、海、島のイメージのようなスケッチから始まった。それが次第に互いに注釈ぬきの音の交換へと変化、その匿名性がそれぞれのソロの作品にはない自由を生み出した。東京を拠点に活動するプロデューサーausはシンセサイザーや電子処理を駆使し、八丈島在住の磯田は管楽器やハープなどのアコースティック楽器のための楽譜を書き、自由にイメージが飛翔していった。エレクトロニカ、アンビエント、ミニマル、ニューエイジ、ポストクラシカル…さまざまなフレイバーがありつつも、最終的にはそのどこにも属さないもの、形容詞のない純粋に二人の「作品」と呼べる形へと昇華。それでいて決して聴き手を選ぶことのない、耳に自然に溶け込んでいく稀有なサウンドを満載。日本の現代音楽演奏で他の追随を許さないフルートの名演奏家・木ノ脇道元氏と、第10回日本管打楽器コンクール第1位、第51回ジュネーブ国際音楽コンクールセミ・ファイナリストとなったクラシカルサックスの名手・大城正司氏がゲスト参加。マスタリングはドイツ・グラモフォンの制作作業も担うEmil Berliner Studios。

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音の数を増やさずに景色を深くしていきます。ピアノ、淡いシンセ、環境音がごく自然に重なり合い、派手な展開がないまま聴くほどに空間の輪郭が少しずつ立ち上がっていく感じ。耳あたりは静かですがただ穏やかに流れるだけではなく、音と音の隙間にうっすらと緊張感が残っていて、その静けさにちゃんと芯があるんです。

背景の違う二人の感覚が無理なくひとつの流れになっている点も聴きどころ。磯田氏が持つ初期国産ニューエイジに通底する落ち着いた感触と aus の細やかで現代的な音の扱いが、どちらかに引っぱられすぎることなく自然につながっています。風景を写し取るというよりは、場所の記憶や気配を音へ移しかえたような佇まい。

懐かしさに寄りかかった作品ではなく日本のアンビエントや環境音楽が持っていた繊細さを、いまの耳に合うかたちでそっと差し出す1枚です。強い刺激や劇的な起伏ではなく、音の重なり方や空気の変化そのもので没入するタイプの作品です。スイス盤カラーヴァイナル仕様。

複数枚在庫しています。


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型番 SMS-08618
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