Cocteau Records | JC 5 | FRA | 1984 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: In The Jungle
A2: World Service
A3: Aerotropics
A4: Belle Dux On The Beach
B1: Walk On, Bye
B2: Squeezi
B3: Down The Locale
英アンサンブル Man Jumping が85年にレーベル Cocteau Records から発表したデビュー作。バンド自体は83年に、ポストミニマル的な語法をロック、ファンク、ダンスミュージックの方向へ押し広げることを意図して結成されました。複数の鍵盤、サックスやフルート、パーカッションを含むアンサンブルとなります。
UKジャズファンクとかニューウェーヴとか、どの界隈においても少しはみ出すところなのがこのグループの面白さ。反復の強いミニマルな構造を土台にしながら、鳴っている感触は意外なほど温かく、リズムはかなり前のめり。複数キーボードが作る層は緻密なのに、頭でっかちな実験音楽にはならず、ちゃんとフィジカルさがあるんです。各マテリアルの緻密さと Talking Heads のようなポピュラリティの中間にある作品として捉えるとわかりやすいかもです。実際に聴くと“設計された高揚”がこの盤の核になっているのがわかります。
洗練された80年代英国産の変種ダンス音楽としてかなり魅力的です。ファンクの弾力、前衛の構築性、ワールドミュージック的なオープンさが、まだ整理されきる前の状態で混じり合う緊張感。完成された様式美というより、複数の発想がぶつかりながら奇妙に踊れる形へまとまった1枚で、その少しいびつな躍動感がグッときます。フランス盤オリジナル。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に薄くチリノイズ
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