Pläne | 88 261 | GER | 1981 | M: VG+ / VG+ | JK: VG-
A1: Relief In Drei Teilen 14:54
A2: Melancholie 7:16
A3: The Flash 1:26
B1: Mel-An-Cho 6:14
B2: For A. 4:51
B3: For R. 6:26
B4: Merksmarks 3:43
独トランペット奏者 Herbert Joos と、のちに Vienna Art Orchestra を率いる作曲家/鍵盤奏者 Mathias Ruegg のデュオ作。ドイツのレーベル Pläne から81年にリリース。録音は Tonstudio Bauer、しかも当時としては早い デジタル録音で、エンジニアは Carlos Albrecht。編成も潔く、Herbert Joos はトランペット/フリューゲルホルンのほか Doppeltrompete(ダブル・トランペット) や アルプホルンまで持ち込み、Mathias Ruegg は鍵盤側から音場の設計を担います。
派手なソロはなく、音色と間合いでストーリーを組む室内楽的ジャズ。冷たく研磨された音像の中で、管の息遣いが生々しく浮き上がり、メロディはくっきりしているのに感情を煽らないから、明るさと陰りが混じりつつ視界だけが少しずつ変わっていく感じ。A面の長尺曲A1「Relief in drei Teilen」が象徴的で、展開は多いのに盛り上げるのではなく、構造そのもので緊張感を保ち続けます。
ECM系の静謐さが好きな人、80年代欧州ジャズのクールな知性と湿り気の両方を探している人に刺さる1枚です。ドイツ盤。
Sleeve: スレ/クスミ/シワ/天面に抜け
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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