Stuk | STUK 415 | DNK | 1977 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A: Sound Painted Pictures Of Cosmic Love 18:38
B1: Travellin' By Thoughts 7:28
B2: I Play The Body Electronic 9:15
B3: Cepheus 4:50
デンマークの港町エーベルトフト育ちのキーボーディスト Gert Thrue。10代でベースとオルガンを独学し、近所のドラマー Per Hoyer と地下室でジャムを重ね、のちにダニッシュサイケロックバンド Fabel に参加しつつ、ハモンドに開眼したという経歴を持つ音楽家。そんな彼の唯一作がこの77年作のアルバムです。
A「Sound Painted Pictures Of Cosmic Love」はデンマーク産コスミックと呼ばれる所以そのままに、オルガン/シンセ群(Hammond、Moog、Roland、Logan Stringers ほか)とドラムだけで引っぱるミニマルな長距離走。そのままトビ系一色かと思えば、B面は夢見な温かみのある、北欧らしいサイケデリック感漂うメロウなサウンド。A面はJan Preus がドラム、B面は盟友 Per Hoyer が担当。限られた録音の日程ゆえ即興の比率が高かったというのも納得の、勢いと偶然の手触りがあります。
現行のアンビエントやクラウト耳で聴いても古びないのは、技巧の誇示より反復で景色を変える発想が芯にあるから。欧州電子音楽の系譜に置ける一方で70'sロック的な体温も残る、宇宙観の作り方が突出した異色作です。デンマーク盤オリジナル。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
Include: ---