BYG Records | 529.315 | FRA | 1969 | M: VG+ / VG+ | JK: VG- | ゲートフォールドスリーヴ
A1: The Light On The Dalta 9:56
A2: Simple Like 9:22
B: B-X0 NO-47A 19:30
シカゴAACM出身 Anthony Braxton。アルト/ソプラノサックスからクラリネット類、フルートまで操る作曲家/実験家。1969年にパリの Studio Saravah で録音された初期作。共演は Leroy Jenkins(vn/va)、Leo Smith(tp/flugelhorn)、Steve McCall(ds/perc)。
音はフリーだけどただ荒れているわけじゃない、高エネルギーの衝突と急に床が抜けるみたいな静けさが交互に展開し、耳のピントを何度も合わせ直されます。A1「The Light On The Dalta」は信号のようなトランペットとサックスがせめぎ合い、A2「Simple Like」は弦が歌いながら形を変え、A3「B-X0 NO-47A」では小物音(チャイム、サイレン、ログドラム等)が混ざり、同じ部屋の音像が瞬時に別世界へ切り替わる瞬間多数。演奏自体が感情の吐露ではなく、構造と思考の実験場。
完全即興でも譜面音楽でもない、複数の構造が同時進行し、演奏者が選択しながら進む迷宮型音楽。とはいえこういう音楽こそ、カジュアルに聴きたいです。フランス盤オリジナルプレス。
Sleeve: ゲートフォールドスリーヴ/スレ/クスミ/底面に抜け(補修痕あり)
Media: 薄くスレ/静音部にごく軽微なチリノイズ
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