ECM Records | ECM 1200 | GER | 1981 | M: VG+ / VG+ | JK: VG-
A1: Soria Maria 11:32
A2: Lillekort 4:56
A3: Eventyr 9:14
A4: Weaving A Garland 2:11
B1: Once Upon A Time 8:59
B2: The Companion 5:46
B3: Snipp, Snapp, Snute 4:28
B4: East Of The Sun And West Of The Moon 8:27
ノルウェー出身サックス奏者 Jan Garbarek、ブラジル打楽器奏者/ヴォーカリスト Naná Vasconcelos、そしてUSギタリスト John Abercrombie。三者の個性が静かに交差する本作は88年リリース。タイトルはノルウェー語で「物語・民話」を意味し、その名の通り語られるというより立ち上がってくる音楽が記録されています。
旋律と空間の音楽。サックスは北欧的な冷えた輪郭を保ちつつ、過剰に語らない。ギターはコードを明確に示すことを避け、残響やハーモニクスで場を照らす役割に徹します。そこにNana Vasconcelos のパーカッションと声が加わることで時間の感覚が一気に広がり、リズムは拍として主張しないまま呼吸や身振りに近い形で音楽を前へ運びます。
ワールドミュージック的要素は確かにありますが、異文化の融合を強調するタイプではなく、異なる背景を持つ三人が共通の沈黙や間を共有している感覚が強い構成。即興性は高いものの緊張を誇示する場面は少なく、音は常に抑制されたトーンで配置されてます。そのため展開は穏やかで、聴いているうちに物語の中へゆっくり引き込まれていく感覚。Jan Garbarek 作品の中でも、とりわけ静謐で親密な1枚です。ドイツ盤。
Sleeve: スレ/クスミ/オモテ面にシール
Media: 薄くスレ/静音部にごく軽微なチリノイズ
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