Sunny Alade | SALPS 20 | NIGERIA | 1980 | M: VG+ / VG+ | JK: VG
A1: Ori Mi Ja Fun Mi
A2: Oro IIe Aiye
A3: Olowo Jeun Jeje
A4: Alhaji Mukaiia Onabanjo
A5: Segun Akanni Laiwola
B1: Omode Omela
B2: Igun Nyeyin
B3: Tiwa Ni Yio Bori Won
B4: Asa Waun Titi
B5: Afefe Yeye
ナイジェリアのジュジュミュージックを世界に広めた第一人者 King Sunny Ade と自身のバンド The African Beats による80年作。ギター、パーカッション、トーキングドラム、シンセまで重なるアンサンブルは、King Sunny Ade らしい軽快さと品の良さがしっかり刻まれた内容。彼特有の滑らかなギターラインと柔らかく跳ねるビートが心地よく、ジュジュの魅力をストレートに味わえる一枚です。
アフリカの多くの音楽では曲間を設けず“ひと続きの流れ”として演奏されることが多く、これは儀式や祝祭、ダンスの場で音楽が常に人々の動きと連動するため。音が切れないことで空間の熱や気配が持続し、参加者の身体が自然にリズムに入っていける――ジュジュもまさにその文化を色濃く受け継いでいます。
複雑なポリリズムを持ちながらも耳にやさしく、初めて触れる人にもとても入りやすい1枚です。1曲目に収録されているのは、後年12インチでもカットされた「Ja Fummi」ことA1「Ori Mi Ja Fun Mi」で、トビのギターが浮遊したままA面全楽曲が繋がっていくのは圧巻です。ナイジェリア盤、盤質良好。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部にごく軽微なチリノイズ
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