Favorite Recordings | FVR045LP | FRA | 2011 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | 7インチ欠品
A1: Deus Ex Machina 2:21
A2: The Pelgrim 6:56
A3: Indica (Reel-Time Process) 2:16
A4: Piece Of Nature (Interlude) 1:13
A5: Marejeo Ya Bakari 4:02
B1: Piece Of Art 5:00
B2: Amphitecna Latifolia (Theme For A Black Calabash) 4:57
B3: Goodbye Lullaby 1:51
B4: Waltz For The Leaving Souls 3:45
仏プロデューサー/鍵盤奏者 Buddy Sativa の2011年作。ヒップホップやビートミュージックの文脈から出てきたミュージシャンですが、同時に生演奏やスピリチュアルジャズへの深い理解を持っていて、その“両軸”が本作にそのまま刻まれています。リリースは MCDE Recordings。Danilo Plessow(Motor City Drum Ensemble)が主宰するレーベルで、ジャズとビートを横断する作品を多く扱っていることでも知られています。
ローズやシンセの柔らかいトーンとクラブミュージックのように滑らかにうねるリズム隊。複雑な構成をしているわけではないのにじわじわと高揚していく不思議なドラマ性があり、反復の気持ちよさとジャズの即興性が自然に混じります。
Pharoah Sanders や Alice Coltrane の精神性へのオマージュがありながら、現代のリスナーにもすっと届く開かれた音像。ジャズの深さとクラブの身体性がちょうどいい塩梅で溶け合っていて、入り口としても、掘り下げるための一枚としても◎です。フランス盤。
Sleeve: スレ/クスミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微なチリノイズ
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