The Winter Consort / The Winter Consort (LP)

A&M Records | AML 31 | JPN | 1969 | VG+ / VG+ | JK: VG


A1: Allemande 3:20
A2: Ballad In 7/8 (Hungarian Peasant Song) 8:00


A3: Canta Canta Mais (Dedicated To Brazilian Singer Lenita Bruno) 4:26
A4: The Little Train Of The Caipira (Bachianas Brasileiras #2) 2:32
A5: Koto Piece (Free Improvisation On A Koto Scale) 4:15


B1: Both Sides Now 3:05
B2: Choral Dorien 2:32
B3: Herresy 4:08
B4: Spring 3:03
B5: Marilia 5:30


B6: Forlorn Hope 2:52
B7: Trotto (Anon. 13th Century Italian Dance) 1:44


USチェリスト/作曲家 Paul Winter を中心に結成されたアンサンブル The Winter Consort の68年ファーストアルバム。クラシック、フォーク、ジャズ、ワールドミュージックの要素を柔らかくつなぎ合わせた、初期“コンテンポラリー・アンサンブル”の重要作す。のちの Paul Winter Consort、さらに Oregon メンバーの活動へとつながる源流としても知られています。

室内楽的な構築力を持ちながらフォークの素朴さやジャズの即興感も自然に混ざりつつ、当時としては非常に新しいクロスオーバーサウンドを指し示しています。旋律は明確で美しく、演奏には開放的な静けさがあり、後に広がるニューエイジ/エスニックジャズの前段階としてのニュアンスも相当感じます。

アンサンブル全体に流れる温かく穏やかな空気。ジャンルをまたぐ柔軟さとどの曲にも人の手触りを残した自然なアンサンブル、既存の枠にとらわれない開かれたアコースティック音楽の原型を知るうえでとても重要な一枚です。日本盤。


Sleeve: スレ/クスミ/茶シミ
Media: 薄くスレ/静音部に軽微のチリノイズ
Include: ---
型番 SMS-08193
販売価格
1,600円(税込)
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