Instant Composers Pool | ICP 020 | NTL | 1977 | M: VG+ / VG+ | JK: VG-
A1: Tetterettet V + VI 4:53
A2: Tetterettet IX 4:36
A3: Tetterettet XII 1:03
A4: Tetterettet XIV 7:24
A5: Tetterettet XV 6:41
B1: Alexander's Marschbefehl 7:10
B2: Rumboon 3:34
B3: Kwik Kwek Kwak 3:17
B4: Valse Trouvée 2:31
B5: Ludwig's Blue Note 4:51
B6: Dank 1:17
ウクライナ出身オランダで活動、フルクサスなどの活動にも関わるピアニスト Misha Mengelberg、同じく蘭パーカッショニスト Han Bennink などによって結成された即興演奏集団でレーベルでもある Instant Composers Pool (ICP) が、1977年9月14日から17日までユトレヒトで録音された音源を Misha Mengelberg が編集を施した1枚。77年リリース。独インプロヴァイザー Peter Brötzmann、ダニッシュサクソフォニスト John Tchicai なども参加。
「即興演奏とは瞬間的な作曲行為である」がコンセプトなんですが、サーカスやバーレスク、カーニバル、ワルツ、タンゴ、マーチなど実にユニークで楽しげなスタイルの楽曲な中、全身全霊でアウトしていく演奏がキレすぎてて息苦しくなります。とはいえ確かに突飛な演奏ではあるのですが、それもこれもすべて「エンターテイメント性」が常に前面に出ているからこそだと感じることができるのが、この ICP ならではの魅力。前衛が難解である必要がないと気づかせてくれる、欧州フリーミュージック全11曲。酸欠必至。オランダ盤オリジナル。
Sleeve: スレ/クスミ/天面に抜け
Media: 薄くスレ/薄くヘアライン/軽微なチリノイズ
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